●●●シャンプー●●●
【シャンプーの種類】
シャンプーの種類を分ける方法は２通りあります。
１つ目の分け方は、使用目的別に分ける方法です。
髪の状態に合わせてダメージヘアー用、カラーヘアー用、フケ用などというふうに分類する
ことができ、また仕上がり感で分けられることもあります。
しっとりタイプ、サラサラタイプなど、販売店ではこの種類分けしているのが多いでしょう。
２つ目の分け方は、主となる洗浄成分の種類によって分けられる方法です。
購入する側としてはそれほど一般的ではないですが、美容師やメーカーではこのような分類
方法を用いてシャンプーの性能を判断しています。
シャンプーの性質や刺激性は、最も多く配合されている成分である洗浄成分によって大きく
左右されます。
このサイトでもこの種類別にシャンプーを分けて説明しています。
【避けたい成分】
アルコール系シャンプーを使う方も石鹸系シャンプーにこだわる方も、これだけは避けた
方が良いという成分があります。
それは硫酸とシリコンです。
市販されているシャンプーのほとんどは高級アルコール系シャンプーですが、硫酸系の成分
はこの高級アルコール系シャンプーに多く含まれています。
強力な洗浄成分で泡立ちをよくできるのですが、そこまでの洗浄力は必要ありません。
シリコンはそれ自体に毒性はなく医療用にも使われており、成分表示にジメチコン、シリカ、
シクロメチコン、シリル、シロキ、シランという表記があればそれがシリコンです。
【シリコン】
シャンプーに含まれるシリコンは髪の表面をコーティングし、見た目や手触りをよくします。
ですが見た目だけで、健康な髪の発育を邪魔することもあります。
シリコンはキューティクルに吸着しますがキューティクルが剥がれ落ちた髪には吸着せず、
つまり傷んでいない健康な髪にしか吸着しないのです。
健康な髪にシリコンが蓄積してしまうと髪の内部に栄養が行き届かなくなり、髪の毛が硬く
なったりうねったりしてしまいます。
また頭皮の毛穴を詰まらせる原因にもなりますので、髪が育つのも阻害してしまいます。